TOKYOイノベーションリーダーズサミット2015に出展しました。本展示会において、Qonceptは大手企業からの事前リクエストで人気上位13社のベンチャー企業に選出されています。
TBS様放送の「世界陸上2015」にて、Qonceptのトラッキング技術が採用されました。本技術は、競技場を走る選手をトラッキングすることで、選手の位置/速度計測を行い、半リアルタイムでその情報を提供することができます。
このデータはTBS様の世界陸上公式サイトにて様々なデジタルコンテンツが展開される「ATHLETICS ANALYZER」にて、短距離走のレース展開を様々な視点から閲覧できるコンテンツを公開する際に利用されています。
富士急ハイランドで制限時間中にリアルな鬼から逃げきるというユーザ参加型のゲームイベントにて、イベントに連動するアプリをQonceptが開発しました。
アプリ内ではQonceptのビーコン技術が使われており、富士急ハイランド園内に設置された40個以上のビーコン端末に近づくと、参加者はミッションを進めたり、謎のビデオメッセージを受け取ったり、あるいは近づいた鬼からダメージを受けるといったイベントが発生します。
新感覚のリアル逃走ゲームを体験したいあなたは是非富士急ハイランドへ!!
※本イベントは2015年8月1日〜9月27日までとなります。
一般社団法人 日本民間放送連盟により平成26年連盟賞入選事績が発表され、株式会社テレビ朝日様との共同プロジェクト、”SLAMベースのエンジンを用いた放送用ARソフト「QUU」の開発”が技術部門で優秀賞を受賞しました。
今回の取組みは、自己位置と3Dマッピングの同時推定を行う認証技術「SLAM」により、センサー等によるカメラ位置情報を用いることなく、画像認識技術のみでカメラ映像とCGとの位置合わせを行う機能を新たに組み込んだ放送用ARソフト「QUU」を開発・実用化し、これにより、生放送における空撮映像へのCG合成など新たな映像表現・演出が可能となり、テレビ制作技術の高度化に貢献したというものです。得票も最優秀賞に次ぐ2位ということで非常に高い評価を頂きました。
Qonceptは引き続き放送分野への技術貢献をすべく、研究・開発事業について取り組んで参ります。
株式会社テレビ朝日様との共同プロジェクト”SLAMベースのエンジンを用いた放送用ARソフト「QUU」の開発”が、2013年度の技術開発賞を受賞しました。
今回開発した「QUU」は、SLAMと呼ばれる画像認識技術を活用した放送向けのARシステムです。2013年の福岡国際マラソンや、本年6月に開催されたアース・モンダミンカップ等、スポーツイベントのリアルタイム中継において実際に利用されています。福岡国際マラソンではヘリコプターからのLIVE空撮映像にマラソンコースや選手の位置をリアルタイムでCG合成させた映像が放送されました。
Qonceptは今回の取組みを足掛かりに、放送向けCG技術の領域に一層深く取り組んで参ります。
NHK様との共同プロジェクト”AR技術を用いた電子フリップ・再撮モニタ装置の開発”が映像情報メディア学会2013年度「技術振興賞」進歩開発賞を受賞しました。
「再撮」とは放送現場において液晶ディスプレイやタブレット等のモニタ上で表示した静止画や動画を再度撮影する演出手法です。マーカーレスのAR技術およびオクルージョン(遮蔽)処理技術を用いることで、モニタバックライトの輝度不足、色再現性不足、画面内反射等の従来の問題を解決するAR再撮モニタシステムを日本放送協会様と共同開発しました。
「第67回福岡国際マラソン」において、ヘリ空撮映像に対しバーチャルCGをLIVEで合成した演出(実写の動きに連動したCG)を、日本で初めて実現しました。
競技中の空撮映像に、走者位置、ランドマーク、Km表示、コースを生付けCGで表示しました。市街地に設定されたコースを可視化し、走者及びグループの位置関係を表現することで、レースの進行状況をわかりやすく伝えました。
【新規開発したSLAM ベースのAR(拡張現実感)技術】
株式会社テレビ朝日様、株式会社テレビ朝日クリエイト様と共同開発した放送用のARソフト「QUU」に、新機能「SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)」ベースのARエンジンを開発・実装しました。
SLAMは、撮影された映像から環境の3次元情報とカメラの位置姿勢を同時に推定する技術です。空撮だけでなく、ハンディカメラやスタジオカメラ等あらゆるカメラで撮った映像の3次元位置情報を解析することが可能です。
このSLAM機能により、画面中のコントラストの高い点など、特徴となるポイントの動きとカメラの視差から画面の三次元形状を推定し、CG合成に必要な位置情報を随時抽出します。
「福岡マラソン」では、刻々と変化する町並みの空撮映像とヘリコプターの位置関係を常時推定することで、LIVEでのCG合成が実現しました。福岡マラソンの演出はSLAMを放送に用いた日本初の事例となりました。