2026.09.30

野球向け録画解析システム「QuDo Rec」のサービス提供を開始

HawkEyeやスピードガンがない球場でも、録画映像から投球・打球データを取得

株式会社Qonceptは、野球向け録画解析システム「QuDo Rec」のサービス提供を開始しました。球場の2箇所に設置した市販のハンディカムで撮影した映像から、投球・打球データを取得できるサービスです。

HawkEyeやスピードガンなどの計測機器がない球場でも、試合をデータ化できます。地方球場やキャンプ地、遠征先などでの試合分析に加え、大学・独立リーグ・育成現場での選手評価やスカウティング、継続的なデータ蓄積を支援します。

野球場に設置したハンディカムで撮影するQuDo Rec

市販のカメラ2台で撮影し、映像を持ち帰って解析

ホーム側と1塁側または3塁側の2箇所にカメラを設置し、試合を録画します。カメラ同士の厳密な同期は不要で、試合開始のタイミングに合わせてそれぞれ録画を開始できます。

撮影後は2つの動画をアプリケーションに読み込み、カメラのキャリブレーションとボール検出位置の設定を行ってから解析を開始します。処理にはApple Silicon搭載のMacBook Air/Proを使用します。

Turboモードで録画映像を8倍速解析

Turboモードでは、録画した動画を8倍速で処理し、録画時間の約1/8の時間で解析できます。試合後に映像を持ち帰り、投球・打球データを効率よく取得できます。

処理時間は使用するPCや動画の条件により異なります。

2方向の録画映像を読み込んだQuDo Recの解析画面
2方向の映像を使った解析画面

取得できる投球・打球データ

投球データ

  • 時刻・投球速度
  • 縦・横の変化量
  • プレート到達位置(高さ・左右)
  • 鉛直・水平到達角度
  • リリース位置(高さ・左右)
  • エクステンション

打球データ

  • 打球速度
  • 打球角度
  • 打球左右方向
  • 推定飛距離

回転情報(回転数・回転軸・回転効率)は、今後のアップデートで提供予定です。

HawkEye互換のCSVフォーマットで出力

解析結果はHawkEye互換のCSVフォーマットで書き出せます。投球データと対応する打球データを同じ行に記録でき、既存の分析やデータ管理に活用できます。速度・位置・変化量の単位は、mph・feet・inchからkm/h・m・cmへの変更にも対応しています。

投球データと打球データを同じ行に記録したCSV出力例
CSVエクスポート例

計測精度・導入について

計測精度についてはお問い合わせください。利用環境や撮影条件に応じた導入のご相談も承ります。

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