2016年5月14日から6月5日の間、東京体育館で行われた「2016リオデジャネイロオリンピック バレーボール世界最終予選」(男女)の株式会社TBSテレビによる生中継において、データスタジアム株式会社とともにサーブとスパイクの球速のリアルタイム計測を実現しました。
弊社のQoncept 4D Trackerを応用し、特殊なハイスピードカメラを用いず標準的な放送用カメラ(1080i59.94)のみの構成で、ボールの軌道と球速をわずかなディレイで計算し生放送中に球速表示を行いました。
Qoncept 4D Trackerは機械学習と独自の特徴量抽出アルゴリズムによって実現されるトラッキングシステムで、対象の学習サンプルを集めるだけでトラッキングを実現しています。またバレーボールのサイズはカメラ画像中のサイズにしてわずか15-20pixelですが、このサイズにもかかわらず安定した検出が可能です。 この技術は今回のバレーボールだけでなく、陸上100mや卓球などの他の競技においてもすでに実用化されています。
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